【本日の10時セリ!!(イズカサゴ)】
おはようございます。
本日は、カサゴ目フサカサゴ科イズカサゴをご紹介します。
一般的にカサゴの仲間は12月?2月の冬が旬だと言われています。
釣りの対象魚として人気があり、エサ釣りからルアーフィッシングまで幅広く楽しまれています。
この魚種はすべて、背ビレのトゲが鋭いので、取扱いには十分に注意してください。
イズカサゴは、腹ビレの前方にはウロコがないのが特徴です。後は、赤黒い斑点があるのも特徴の一つです。
水深100?150メートルの泥底域に生息しており、カサゴ目の中では比較的深いところに生息している種類と言えます。
食し方ですが、焼き物、煮物、鍋物、酒蒸し、刺身等で食されます。
白身で引き締まった肉質で、大変美味ですが、食べられる部分は少ないです。
↑のような理由から「磯のカサゴは口ばかり」という言葉もあります。
つまり、頭が大きいが食べられる部分が少ないという、悪口のようなものですね。
(キレイなバラにはトゲがある。)
と同様に、美味い魚にもトゲがあります。
カサゴの仲間には、背ビレや胸ビレに毒を持っている種類もいます。
フサカサゴ亜科のイソカサゴは弱毒、サツマカサゴは猛毒です。
有名な、ミノカサゴ亜科にも猛毒を持っている種類もあります。
そのため、英名で scorpionfish (サソリ魚)と呼ばれることもあります。
もし、万が一刺されたり、踏んづけてしまった時は、お湯に患部を浸します。
毒はタンパク質が主成分ですので、熱することにより、毒の活性化を失わせ、毒の拡がりを防げます。
しかしながら、人によっては、ショック症状を起す方もいるので、救急車を呼んで医師の手当てを受けた方が良いでしょう。
最後に一句!!
足の裏 ウニを踏んづけ ホクロふえ (詠み人 「幼いころ、良くウニ踏んづけたよな?」さん)