【本日の10時セリ!!(コチ)】
おはようございます。
本日は、カサゴ目コチ亜目コチ(マゴチ)をご紹介します。
コチは北日本では、あまり捕れない魚で南日本ではよく捕れる魚です。
頭が平べったいのが特徴で、マンガでシャッターに挟まれた時のようになってます。
英名は「Flathead」とそのままです。
容姿は変わっていますが、肉質が良く美味です。
旬は初夏から秋に掛けてといわれております。
身は白身で、甘味や弾力に富むため、フグのように薄作りした刺身が人気です。
この他に洗い・天ぷら・唐揚げ等も人気のある、高級魚です。
小さいものは、カマボコ等の原料にします。
大きいものは全長1メートルを超えるものもあり、雄性先熟型の性転換を行う魚で、全長が50センチを超えるとほとんどが、雌になるそうです。
コチの名前の由来は、骨が硬くてコツと呼ばれていたことから、コチとなったという説と、
その平べったく、逆三角形の容姿から、公家や神官が正装のときに手に持っている。細長い忽(コツ)に似ているからという説があります。
忽(コツ)とは、テレビではよく、「まろは」と言っている方が笑うときなどに口元を隠すときのしゃもじのような・・・、あれです。
最後に一句!!
あちコチで 人気が出たのに 何処行った (詠み人 「着物にギターの人って・・・。」さん)