【春の訪れ??(トゲクリガニ)】
本日の10時セリ
今日はトゲクリガニをご紹介します。
青森の花見にはガサエビ(シャコ)と同様に欠かせないアイテムです。
トゲクリガニはケガニと良く似ています。
ケガニは以前オオクリガニと呼ばれていました。
同じクリガニ科の仲間なので似ていて当然ですが、
ケガニのほうが大きく、生えている毛がビッシリと生えています。
トゲクリガニも毛は生えていますが、ケガニほど剛毛ではありません。
薄毛で小さいのがトゲクリガ二、剛毛で大きいのが、ケガニということになります。
あとはお値段が違います。
ケガニのほうが高価であり、トゲクリガ二はやや安価です。
小さいので(10センチほどにしかなりません。)肉量が少なく食べ応えがないからでしょう。
主産地は陸奥湾であり、桜が咲くころから漁が行われることから、「サクラガ二」とも呼んだりします。
個人的には肉量は確かに少ないですが、カニ味噌もビッシリ入っていて美味しいです。
少し時季は早いですが、トゲクリガ二が捕れてくると春の訪れが近いのです。
しかし、青森はまだまだ春まで遠そうです。
(現在吹雪です。)
最後に一句!!
成せばなる 明日に向かって 前進だ (詠み人 直進してみたい・・・)