【出世魚パート2(ボラ)】
本日はボラをご紹介します。
ボラもスズキ科の魚で出世魚です。
誠に恥ずかしいお話なのですが、私はボラが出世魚だとは知りませんでした。
何年か前に皇居のお堀で大量発生しましたね。
ボラはあまりキレイではない水で生きていけます。
ただし、↑のような水質で育ったボラの身は臭いが付いてしまいなかなか食べられるものではありません。
呼び名は地域で異なりますが、一般的には
ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドとなります。
トドが最終段階の呼び名であるため、そこから、「トドのつまりという」言葉が出来たそうです。
ボラといえば、カラスミでしょう。
カラスミはボラの卵巣です。
ボラは成長すると体重の3分の1以上を卵巣が占めます。
最近はパスタにカラスミをふり掛けて食べるのも一般的になりました。(掛けすぎるとお財布は軽くなりますよ)
ボラの身はソテーや蒸し焼きにして食すと美味しいです。ぜひお試しください。
*今日は写真では無く、絵での掲載です。撮っておいた写真を紛失してしまいました。
この絵は、総務課 K画伯による渾身の一枚です。
最後に一句!!
いつの日か かぶりつきたい カラスミに (詠み人知らず)