【青森で貝といえば!!(ホタテ)】
青森といえば、りんご・ほたて・にんにくを思い浮かべる方が多いかと思われます。
本日は、帆立をご紹介します。
帆立は、陸奥湾内で多く養殖されています。
あまり、知られてはいませんが、この帆立は海を守っていると言っても過言ではありません。
帆立はエラで小さなプランクトンを繊毛(細かい毛)で捕らえて食べます。
海水中にプランクトンが多いと食べずに粘液で固めて海底に戻します。
約10センチの帆立貝で1日に53リットルほど、ろ過するそうです。
つまり、帆立は毎日海水を浄化していることになります。
ありがとう帆立!!
といきなり薀蓄から入ってしまいましたが・・・、
皆様は帆立のオス・メスの見分け方をご存知でしょうか?
生殖巣(たらこクチビルみたいなヤツ)が白いのがオス、赤(オレンジ)がメスです。
この生殖巣は時期にもよりますが、鮮度が良いと生で食します。味はウニのような濃厚な味がするそうです。
(弊社ホタテ担当O課長代理談)
ちなみに、大きなものは貝殻も売り物になります。
青森では、帆立の貝殻を鍋のように使って「貝焼き味噌」という料理を大抵の居酒屋さんで出しています。
帆立の貝殻を使うと風味が増してより美味しい気がします。
最後に一句!!
ローン組み やっと建てたが 帆っ立小屋 (詠み人知らず)