【冬も良いものです。(ホタテ)】
皆様こんにちは。
今週はモノスゴク風が強かったですね。
かの有名な詩人、宮沢賢治は、風の音を「どっどどどどうど」と表現しました。
まさにその音に相応しく、あまりに強力な、そして世界の広さを思わせてくれるような、
恐ろしい風でした。
今は比較的穏やかな天気ですね。まだまだ寒いですが。
さて、本日はホタテ貝を紹介致します(画像は青森県産です)
ホタテと言えば、夏ですよね。甘味が豊かな陸奥湾ホタテは、
刺身にして非常に美味です。
陸奥湾産ホタテを食べた事の無い方に食べていただくと、
味の豊かさにとてもイイ顔をして驚いてくれます。
まさに食べさせ甲斐のある貝です。
そんな青森が誇る夏のホタテですが、
冬場のホタテもとてもオススメです。
写真を見ていただくと分かると思いますが、
貝を開いたホタテの手前側、赤い三日月形の舌のような塊が見えますか?
これ、ホタテの卵巣です。
赤い物と白い物があり、赤(卵巣)はメス、白(白子)はオスとして
見分けることができます。
例年1〜2月から春辺りまで、この卵持ちホタテが入荷されます。
各ご家庭では煮付けて食べることが多いですが、
新鮮なものが手に入ったら、是非お刺身で。
栄養をたっぷり湛えた卵や白子は非常にクリーミーで濃厚、
ウニのような味わいとさえ言われます。
1枚のホタテ貝から1塊(すみません、卵巣・白子の数え方がわかりません…)しか取れない
貴重なものですが、薄くスライスして、お酒の肴としてもなかなかツウな一品ですな。
弊社、明日は休場日でございます。