【12月漁解禁(ホッキガイ)】

皆様こんにちは。最近暖かい日が続きますね。

ですが、来週の青森の天気予報を見ると雪だるまがいっぱい・・・たくさん降るらしいです・・・

気温もグッと冷え込むようなので、体調管理には気を付けてくださいね。

さて、本日は12月から水揚げ始まりました、青森県産のホッキガイを紹介致します。

実は、正式名称は「ウバガイ」と言います。ほとんど馴染みがありませんね。

むしろ、聞いたことがないと言う人が多いのでは?と思います。

お店や市場でも「ホッキガイ」の名前が飛び交っています。

殻は重厚で頑丈、1玉あたりは想像を超えてずっしりと重いです。

青森では「冬の貝の王様」と称されることもあり、盛んに行われている帆立の養殖とは違い、

すべて天然ものです。三沢や八戸にかけて良質な漁場があり、

新鮮なホッキガイを味わうことができます。

身の色は生の状態だと、白から灰色・黒色へのグラデーションが特徴的ですが、

湯通しするとこの黒や灰色の部分が綺麗な赤や桃色、紫褐色になります。

加熱することにより甘みや旨味が増し、磯の香りと歯ごたえも生まれ、とても美味です。

食べごろは7cm〜8cm以上と言われており、青森の産地ではそれ以下のサイズは海に戻す資源管理も

なされています。

また、非常に長生きでもあり、先ほどの7cm〜8cm程になるまで4〜6年程かかるようです。

旨味や甘みがたっぷりで、クセも少ないことから、様々な料理で食されてきました。

寿司やてんぷらは定番、その他、バター焼きや炊き込みご飯、しゃぶしゃぶ等も好まれています。

そんな美味しいホッキガイの漁ですが、

青森では3月31日で終わってしまいます。

冬いっぱいの味。皆様も今年の冬はぜひホッキガイをよろしくお願い致します。

弊社、明日は休場日でございます。