【つぶらで金色の瞳(キンメダイ)】

【つぶらで金色の瞳(キンメダイ)】

皆様こんにちは。

とうとう青森も雪が積もりました。

昨日から雪かきに精を出す人が多かったですね。

さて、本日紹介するのはまたまた赤い高級魚

キンメダイを紹介いたします。

写真は東京都(神津島)産、神奈川県産、千葉県産です。

赤が映えていますね。

赤い高級魚は色々あります。

ざっと思いつくものを挙げれば、

アカムツ、真ダイ、メヌケ、アカアマダイ、そしてキンメダイ。

この中で、キンメダイ、真ダイ、アカアマダイは

「○○ダイ」と共通で付いていますが、

全くの別種です。(これがホントの「赤の他人」。なんちて。)

っと、閑話休題。

まずキンメダイの特徴と言えば、一番に目が行く

大きな金ぴかの「眼」ですね。

光の加減で金色に見えたり、透明や黒く見えたりしますが、

これは目に光を集める反射層を持っているためです。

では、なぜ反射層を持っているのかと言えば、

幼魚は水深100〜200メートルの大陸棚に生息し、

成魚は沖合い・外洋の水深200〜800メートルに生息しています。

海の深い所は光があまり届かない為、わずかな光をとらえるために、

この様な目の仕組みをしているというのが有力です。

体は赤と金でとても美しいですが、

味も非常に美味しいです。

水分が多く、煮付け等に向きますが、鮮度が良ければ

刺身も非常に絶品です。

色々な高級魚を紹介してきましたが、

今年の年末はそのような高級魚で贅沢な冬はいかがですか?