【漢字は魚篇に春だけど…(サワラ)】
皆様こんにちは
本日は10:00競りで見つけたこの魚、
サワラを紹介いたします(陸奥湾産)です。
細長く剣のような形、銀色の体が特徴で、
「サ」は狭い 「ワラ」は腹の意で、
この名が付いたとされます。
漢字で書くと「鰆」魚篇に春の字があてられています。
鰆は俳句では春の季語なんです。
しかし、サワラは確かに関西では春が旬とされているのですが、
関東では冬が旬と言われています。
5月〜6月あたりに瀬戸内海に産卵の為にサワラが集まり、
昔この時季にたくさんとれたことから、関西では春が旬と認識されています。
一方、関東以北では、12月〜2月の産卵前の脂がのったサワラ「寒鰆」が
好まれる為、旬は冬としています。
関西では刺身や京都の白味噌をつけた西京焼きなどで食べられています。
また、サワラは出世魚で、大きさによって
サゴシ(サゴチ)→ヤナギ(ナギ)→サワラと名前が変化します(変化パターンは地域によって異なります)。
写真はサゴシ(陸奥湾産)です。
弊社は明日休場日となります。