【6月26日、開眼式の様子です】
皆様こんにちは。
今週6月26日、マルハニチロ佞武多会の「開眼式(カイゲンシキ)=魂入れ」が行われました。
その様子をご紹介いたします。
開眼式とは、製作中と運行時の安全祈願の為と、
文字通りねぶたに魂を宿すために行う儀式です。
家を建てるまえに行う「地鎮祭」のようなものでしょうか。
開眼式前のねぶたをパシャリ。
色の付いていない白いねぶたは、極彩色に彩られ、台の上で一塊となり、勇ましさを湛えたねぶたとは違い、
静かな迫力、澄みきった神々しさがあります。
筆もうねり、躍動感に満ちています。
内部は針金、電球、木の骨組みでいっぱいです。
このねぶた達にこれから魂を吹き込みます。
開眼式に集まった全員の手を清め、御祈祷がなされました。
荘厳なほら貝の音色の後、ねぶた小屋内に木霊するお経に包まれた中、
ねぶたを清めます。
塩、お酒等をねぶたの周りに落とし、大幣(おおぬさ:白い紙を連ねたものが何本も付いた棒)でねぶたと全員のお祓いをしました。
全員で御祈祷の後、
再びほら貝響く厳かな雰囲気の中、無事開眼式は終了しました。
その後は懇親会が催され、皆さんねぶたへの思いや決意を語り合っていました。
宴もたけなわで、外は暗闇に包まれ、いよいよねぶたの点灯式が…!
次号に続く!
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