【春告げ魚(ニシン)】
皆様こんにちは。
昨日、今日は朝は非常に寒く、車に氷の膜が張りました。
ですが、空は雲一つなく澄んでいて、日中は気温も上がり気持ちの良い天気でした。
それにしても、寒暖の差はまだまだ激しいので、風などひかぬよう気を付けてくださいね。
さて、本日はニシンを紹介します。(画像は北海道産です。)
言わずと知れた大衆魚ですね。皆様の食卓に1度は出たことがあると思います。
北海道の春告げ魚と言われ、その名の通り、寒い時期から春にかけて安定して水揚げされます。
また、春の季語でもあり、様々な俳人により情緒深い句が生み出されています。
背側が青黒色、腹側が銀色をしており、体長は30cm〜35cmが平均的な大きさです。
有名な料理は「身欠き鰊」で、大変古くから貴重な食材として重宝されています。
現在でも根強い人気を誇り、酒の肴の代表格です。
この身欠き鰊を作るとき、身を二つに割り作っていたようで、「二身(にしん)」
の意から、この名前が由来となった説が有力です。
身欠きにしんの他にも、塩焼きや糠にしんなど、様々な料理で食べられ、加工料理や加熱料理に向きます。
特に脂のりの良い白子入りのニシンはすごく美味しいですね。
また、ニシンの卵と言えば、これまた超有名な数の子ですね。
その見た目はまさに黄金。「子だくさん」「子宝」等の縁起物として
おせちや祝いの席には欠かせない料理となっております。
ポリポリプチプチ食感は誰もが好む歯応えだと思います。
さまざまな料理で本領を発揮しますが、
鋭く、細く、細かい骨がそこかしこに無数に伸びているので、
食べる際は注意してくださいね。
弊社、明日は休場日でございます。