【「お魚さばき方教室」の続きです。】
こんにちは。
昨日に続き「お魚さばき方教室」の様子です。最後の題材「むつ湾産養殖ホタテ」を捌きます。
青森市民ながら、捌き方を知らない方が多いのに毎回驚かされますが、今回もほぼ全員が
効率的な捌き方を知りませんでした。
魚屋目線だと「これ位知ってて当たり前」なのですが、それこそ「魚屋目線」、丁寧に教えて
底辺を広げていくのも我々の使命ですね!
まずは赤い方を下に、左手に貝を持ちます。
上から見て左側からヘラを入れ、下側の貝柱を
貝から剥がし、イナバウワー〜上の貝殻にキレイに
残ります。
ウロの部分にヘラを入れ、ウロだけ剥がすように
クリクリとヘラを入れます。
ウロをグイッとわしづかみして、ヒモごとウロを
取り外す。
白い方の貝殻に、キレイに貝柱が残るので、
ヘラで取ってOK!
刺身にする時は、切り方で食感が変わるので、注意です。
繊維の方向に切る(普通に置いて、丸を四等分に)と、コリコリの食感、
繊維を断ち切る方向(包丁を横に入れて丸いまま)だと、柔らかい食感です。お好みで変えてみましょう。
で…
ホタテといえば、じっとしていられない方が
センターにはおられます。
誰もが知っている「ミゾエのカッチャ」です。
ホタテを捌かせると、実に上手い!
トピックス会員1号も見惚れてしまう程です。
センターの名物おばさん。
いやいや、今となっては青森の名物おばさんと
言ってもいいかも!
み・ぞ・え の かっちゃ(^^)
最後はそれぞれの食材を刺身に切って
器への盛り付け方の指導です。
和食の盛り付け方には約束事があるのですが、
あまり細かいことは考えず…
家庭では「美味しければいいじゃん」です。
とにかく自分で刺身の盛り合わせをつくるって事が
大事です。
回数こなせばだんだん上手になりますから。
今回トピックス会員1号、初めて知ったことがあります。
ホタテの耳!1号は、ヌルヌルした部分をきれいに落として(包丁の背で擦り落とす)食べていました。
量が多い時などは、熱湯で軽く湯掻いてヌルヌルを落とすくらい徹底してました。
今回の教室で、みぞえのかっちゃが「耳はザルさへで、軽ぅ〜ぐ3回くらい洗えばOK」
ヌルヌルを残した方が、ホタテの風味が残っていいとの事…目からウロコです!
今までは私、「おんべだフリ」(訳・覚えたフリ)だったかも…。
皆さんはホタテの耳、刺身で食す時、どうなさってますか!?
※明日、弊社休場日となります。