【本日の10時セリ!!(チカメキントキ)】

おはようございます。 本日は、スズキ目キントキダイ科チカメキントキ属のチカメキントキをご紹介します。 写真は、青森県むつ湾産で全長が21センチです。大きなモノは40センチを超えるそうです。 初見で、まず目が行くのが、円らな瞳ですよね。 主な生息地は、南日本の太平洋側や琉球列島など・・・、ということで青森では珍しいということになります。 図鑑の写真などで見ると、体色はもっと鮮やかな赤い色をしていますが、 寒いむつ湾で色落ちしてしまったのかもしれません。(それはないですよね。) 一見、キンメダイ類に似ますが、大きく扇のように広がる腹ビレや、 尾ビレに切り込み(英語のVを横にした感じです。)がないなどで識別は容易です。 以前掲載した、尾ビレを撮影していないキンメダイは、コチラ←尾ビレ写ってないなんて・・・。ショックです。 肉は白身で大変美味であり、お刺身や煮魚に合いますが、 背ビレのトゲが鋭いため、調理には注意が必要です。 関東の一部地域では、『カゲキヨ』と呼ばれ、関西では『キンメ』と呼ばれているそうです。