【ナカナカ御目に掛かれないモノ (クロマグロ)】

おはようございます。 本日は、スズキ目サバ科マグロ属のクロマグロ・・・の心臓と胃をご紹介します。 皆様にはホンマグロと言った方が馴染みがあると思います。 クロマグロの内臓は大変貴重です。普段市場には出回る事は有りません。 青森県の大間などでは、マグロを釣り上げた感謝の気持ちと縁起担ぎで、 漁師さんは神棚に心臓を上げて、神様に献上したり、 その他の地域や延縄漁で漁獲されても、鮮度保持のためマグロの内臓とエラは迅速に取り外されます。 つまり、漁獲地域以外には出回らないということになります。 今が旬の青森のクロマグロの心臓は、刺身や塩焼きにして、胃袋はボイル後、小さく切り、 串に差し焼き鳥のように塩焼き、またはモツの煮込み風に煮込むと大変美味だそうです。 写真右手の色合いが赤黒いモノが心臓です。 ?重量が30キロほどのクロマグロの心臓 (テニスボールくらいの大きさです。) ?重量が70キロほどのクロマグロの心臓 (野球の球とソフトボールの球の中間ぐらいの大きさです。) ?重量が100キロ以上のクロマグロの心臓 (ハンドボールくらいの大きさです。) *延縄漁(はえわな) 投縄作業は全長80?150?にも及ぶ長い幹縄(みきなわ)に、 目印となるラジオブイや縄を浮かすためのビン玉を付けると共に、 釣針の付いている枝縄(えだなわ)には6秒に1つという早業でイカ、 サンマ、アジ、サバ等の餌を付け、海中に投入していきます。 針の数は2000?3000本。時間にして約4?5時間かかります。 投縄終了後,マグロがかかるまで3?4時間縄待ちし,揚縄(あげなわ)作業になります。 揚縄には10?15時間掛かります。