【本日の１０時セリ！！（メイタガレイ）】

おはようございます。 本日は、カレイ目カレイ科メイタガレイ属のメイタガレイをご紹介します。 写真は青森県陸奥湾産で、体長１８センチほどです。 このひし形のメイタガレイを青森では、『ビッキ』や『ビッキガレイ』と呼んでいます。 特徴は、口が小さい分、眼が大きく見え、なんと言っても、目と目の間の前後二ヶ所に突起物があります。 これは骨らしいのですが、この突起物から「目が痛そう」でメイタガレイという名前になったという説があります。 このメイタガレイは、青森や関東地域では評価が低く安値で取引されていますが、 関西地域では評価が高く高値で取引されています。 水深１００メートル程度の砂泥底に生息し、貝類やプランクトンを食べて成長し、 メスよりもオスの方が若干大きくなるそうです。 全長３０センチ程度まで成長し、大きくなるにつれて、深い場所へと移動して行きます。 身に独特のクセがあり、好き嫌いがハッキリ分かれる魚です。 小さくても、身が厚く煮付け・焼き物・揚げ物によく合います。