【怖くて、だせませんでした。(スッポン)】

おはようございます。 本日は、爬虫網カメ目スッポン科のスッポンをご紹介します。 写真は、佐賀県産の養殖で800グラムあります。 明瞭な姿をお見せしたかったのですが、 私、腰抜けなモノで・・・、このタマネギ袋?からスッポンを出すことができませんでした。 歯が鋭く噛み付かれると、指を食いちぎられると言われているからです。 よく、「雷が鳴っても、スッポンは噛むのをやめない」といいますよね。 スッポンに噛み付かれたら、驚いて持ち上げたりせずに、水に戻すとすぐに噛むのを止めるそうです。 スッポンの養殖方法ですが、2種類あります。1つは天然育成、もう1つは保温育成です。 天然育成は、スッポンの生活リズムに合わせて養殖するもので、冬に冬眠させて育成します。 そのため、味わいは天然に近いとされていますが、成長速度が遅く高価になります。 もう一方の保温育成は、ビニールハウスのように飼育場を覆い、 冬眠をしない温度まで暖めて、成長を促進させる方法です。天然育成よりは安価になります。 念のため、おろし方をご紹介します。(スッポンはおろすではなく、『ほどく』と言うそうです。) スッポンをまな板の上に裏返して置くと、カメと同じで、首をのばしてひっくり返ろうとします。 その瞬間に、「エイ、ヤー!!」と首をつかんで付け根に包丁を入れて骨を外し、首を切り落します。 血は、お酒と一緒に飲みますよね。血抜きをした後に前足を落とし、 甲羅を外して肉と内臓を切り分け、後はぶつ切りにします。 食し方は、お鍋、雑炊、刺身、焼き物、揚げ物、煮物、おこわ、スープなどにします。 スッポンはビタミンやミネラル、必須アミノ酸が豊富に含まれた滋養強壮食品です。 冬らしい気候になって参りましたので、スッポン鍋でもいかがでしょうか? 明日・明後日は弊社お休みです。お間違いのないように・・・。