【先日の10時セリ!!(カンパチ)】

おはようございます。 本日はスズキ目アジ科ブリ属のカンパチをご紹介します。 写真は青森県陸奥湾産でまだ幼魚(全長25センチ程度)です。 カンパチの幼魚は写真のように、体が黄色がかっておりますが、 成長するに従って、若干青みがかった銀色に体色を変化させていきます。 カンパチの名前の由来は、写真の幼魚ですと分かりづらいですが、 口先から目の延長線上に褐色の斜めラインが走っています。 これを背中の方から見ると感じの「八」の字に見えることから、『間八(カンパチ)』と呼ばれるようになったようです。 同じブリ属にいる仲間であるのにも関わらず、カンパチの旬は夏から秋にかけて、ブリの旬は真冬(寒ブリ)です。 食し方ですが、刺身やカルパッチョ、塩焼き、照焼きなどでどうぞ。 カンパチは、刺身で食べると歯ごたえがよく脂ものっています。 嗜好の違いですが、私は個人的に天然モノの方がより歯ごたえがあり、歯ざわりも良い気がします。 カンパチのトレードマークはこの口の端上部のゆるいカーブです。 ブリは、この部分が鋭角に角ばっており、ブリによく似ているヒラマサは、角だけ丸くなっています。