【本日の１０時セリ！！（ギンポ）】

おはようございます。 本日は、ニョロニョロしているのに・・・スズキ目ニシキギンポ科ニシキギンポ属のギンポをご紹介します。 同科同属のタケギンポに大変よく似ていますが、 尾びれの外周（淵）が白く縁取られるいることで、見分けることができます。 潮溜りなどの水深２０メートルくらいまでの砂泥底や岩礁域に生息することが多いのですが、 稀に水深２００メートルほどにも生息するそうです。 ニシキギンポ属は、体が細長く、背びれ・尻びれの付け根が非常に長く、 体全体に不明瞭かつ不規則な暗色斑を持つことなどが特徴です。 関東などでは、珍重されますが、その他の地域では食用魚としてあまり利用されていません。 青森では釣りで釣り上げられると外道して嫌われます。 青森の釣り人には、『ガンジウナギ』という別称の方がとおりがいいと思われます。 私は食したことがありませんが、肉質は白身で天ぷらにすると独特の風味があり、大変美味だそうです。 この他には、から揚げやこんにゃくと一緒に煮物、蒲焼にしても美味だということですが、 漁獲量が少ないので、ナカナカ口に入ることがなさそうです。 希少な割には青森でのお値段は安く、卸値で１キロあたり３８０円?４５０円の間で取引されています。 関東の天ぷら屋さんで、ギンポがあったら必ず食べてみようと思いました。