【関イサキ (イサキ)】
おはようございます。 本日は、 スズキ目スズキ亜科イサキ科イサキ属のイサキをご紹介します。 写真は、シールをご覧頂ければわかるとおり関イサキでございます。 関サバ・関アジで有名な大分県佐賀関の豊後水道で一本釣りにて漁獲されたモノです。 イサキは南日本・南シナ海などの暖海に生息し、 外洋を好むそうで、黒潮域の磯に多く、内湾にはほとんどあらわれません。 (↑ということなので、青森県の陸奥湾で水揚げされる確立は低いということですね。) イサキはあまり大きくならず、大きなモノでも40センチ強ぐらいだそうです。 6月?8月ぐらいまでが旬だと言われ、今の時期はもっとも脂がノリ、大変美味です。 魚介類の中では珍しく、産卵期と旬が同時期に重なっているという特徴があります。 身は淡いピンク色であり、淡白で弾力が豊富で、刺身や塩焼き・煮付けにすると大変美味です。 <薀蓄> イサキの幼魚は、縦縞が鮮やかな縞模様であることが特徴であり、 イノシシの子供と似ていることから、別名を『ウリボウ』・『うりんぼう』などと呼びます。 因みに、イノシシの子供のウリボウという名称は、 ウリ科キュウリ属のマクワウリに形や縞模様が似ていることから、ウリボウと呼ばれるようになったと言われています。