【本当にデッカイです。(メガイアワビ クロアワビ)】

こんにちは。 本日は、古腹足目ミミガイ科メガイアワビ(上部写真左)とクロアワビ(上部写真右)をご紹介します。 写真のアワビは、先日ご紹介したサザエと同様で、 青森県西津軽郡深浦町の久六島産です。(きゅうろくとう きゅうろくじま) 久六島とは、青森県西津軽郡深浦町の最西端に位置した無人島でして、 舮作漁港より西約30キロ沖合に位置しております。 メガイアワビ(写真左)は殻が浅く凹凸が少なく、色や淡いベージュ色で、 身質が柔らかいために、煮物や蒸し物にすると大変美味です。 これに対してクロアワビ(写真右)は写真のとおり色が黒く、 身質が硬いため刺身や寿司ダネに最適とされています。 水産業界では、メガイアワビをメガイ(女貝)と呼び、クロアワビをオガイ(男貝)と呼びます。 アワビは高蛋白・低脂肪であり貝類の優等生と言われております。 昔から優等生だったらしく、日本人なら誰でも使う「のし紙」、「のし袋」などの「のし」はアワビの身をリボンのように細長くむいて乾燥させた「ノシアワビ」の略したものだと言われております。 祝い事や贈り物に活躍し、生活に溶け込んできました。 また、『アワビの片思い』など、万葉集にも歌われております。なんだかロマンチックですよね。 タコはアワビが大好きで、ギュッと抱きしめて食べてしまうそうです。(う?ん。。) 下の写真をご覧いただけるとその大きさが分かるかと思います。(1個800グラム強あります。)