【本日、開眼式(かいげんしき)です。】

おはようございます。 本日、ラッセランド内のマルハニチロ侫武多会ねぶた小屋にて開眼式(かいげんしき)が開催されます。 開眼式は、別名『魂入れ』とも言います。 「開眼式」を執り行う意味ですが、私共の団体ではねぶた製作中と運行時の安全祈願の為と、 文字通りねぶたに魂を宿すために行われています。 家を建てるまえに行う「地鎮祭」のようなものですかね。 この時にねぶたの中にお札を貼る訳です。 そして、ねぶた祭り終了後に、 お神酒・塩・米を用意してお札を抜き取り「魂抜き」が行われます。 祭りが無事終ってありがとうございましたという意味を込めて執り行います。 それが終ると後は解体です。 一日で跡形もなく解体します。(あっと言う間で悲しむ余裕もないです。) 毎年、制作時には時間を掛け、運行時には壊さないように気をつけるのに、祭りが終ればソク解体。 ですが、これだから毎年々ねぶたを作ることが楽しいのではないかと思います。 破壊と創造ですね。 う?む。出来上がる前から解体のお話をしてしまいました。 <薀蓄> 仏教的な考えですと「開眼供養を行いに魂を宿すことで初めてお墓になる」ということなので、 魂入れをして本物の「ねぶた」になるという意味合いもあるようですね。 明日は、弊社お休みです。お間違いのないように・・・。