【本日の10時セリ!!(マサバ)】 2008年5月12日 最終更新日時 : 2023年6月21日 WebMaster おはようございます。 本日は、スズキ目サバ科サバ属のマサバをご紹介します。 写真は、青森県陸奥湾産です。 青森市では、『サバ』と言えば本種を指します。 他の地域では、『ホンサバ』『ヒラサバ』『ホシサバ』『ムレージ』などと呼ぶ地域もあるそうです。 体側の下半分に黒いハンテンがないことでゴマサバと区別されています。 青魚(あおざかな)と言えば、サバ・サンマ・イワシが御三家?ですが、 サンマやイワシよりも、EPA(IPA)やDHAを多く含有しています。 *EPA(コレステロールや脂肪を減らす働きをし、血液の流れを良くします。) *DHA(魚にしか含まれていない酸で、脳細胞を活性化させます。) コトワザに「サバを読む」がありますよね。諸説様々ですが、 ?サバが傷みやすいため、急いで売るために数え方がいい加減になったため。 ?私たちのような市場関係者が早口で魚を数えた五十集読みからきている。 (イサバよみ[イサバは魚を扱っている業種全般を指します。]) ?大漁で、数えるのが面倒であったため、適当に数えたから。 この他にもありますが、有名な説は上記の3つぐらいです。 食し方は、本当に鮮度がよければ、刺身(ただし、寄生虫には十分気をつけてください。) 塩焼き、シメサバ、から揚げ、天ぷら、味噌煮、水煮などによく合います。 お勧めは、水煮です。缶詰の水煮しか食べたことが無かった私ですが、新鮮なサバをぶつ切りにし、 水を張った鍋にコンブでダシを取り、少量の塩を加え(魚のニオイが気になる方は生姜を入れても可です。) コトコト煮て、大根おろしと醤油、お酢(お好みです。)をかけて食べました。 驚くほど、美味しかったです。甘味もあり、サバの風味が逃げる事もなく最高でした。 ご年配の方にも安心して食べていただける料理だと思います。 マサバのおろし方はコチラ シメサバの作り方はコチラ