【本日の10時セリ!!(ウミタナゴ)】

おはようございます。 本日は、スズキ目ウミタナゴ科ウミタナゴ属のウミタナゴをご紹介します。 青森では、『タナゴ』と呼ばれていますが、標準和名で『タナゴ』はコイ目コイ科タナゴ属のお魚を指します。 写真のウミタナゴは22センチで青森県陸奥湾産です。体が平たく写真の通り体高は高いです。 ウミタナゴには、本日ご紹介しているように青い体色のモノ、赤い体色もモノ等がおり、 アカタナゴ型や日本海型、太平洋型などと同じウミタナゴの中でも分けてある図鑑もあります。 (なんだか、メバルみたいですね。)    以前掲載したメバルのトピックスはコチラ 同じウミタナゴ属にアオタナゴという魚もおりますが、姿・形も似ていることから、区別せず販売されております。 このウミタナゴは卵胎生の魚種としても有名です。 卵をどこかに産み付けるのではなく、お腹の中で卵を孵化させ、稚魚になってからお腹から出すわけですね。 春先のメスをおろすと、1?3センチほどの稚魚がでてきます。(知らずにおろすとビックリするそうです。) ほとんどが鮮魚として産地の市場で消費されるウミタナゴは、白身で柔らかく、どちらかといえば水っぽい魚です。 身が柔らかいため、煮付けをする前に、さっと焼いてから煮付けたりすると身崩れしにくくなります。 その他、塩焼や南蛮漬け、開き干しなどの干物にも合います。 来月いっぱいまでが旬とされていますので、見掛けたらぜひお試し下さい。