【青森でメバルと言えば・・・(ウスメバル)】

おはようございます。 本日は、カサゴ目フサカサゴ科メバル属のウスメバルをご紹介します。 青森で『メバル』と言えば、本種を指します。写真は小泊産で、約30センチです。 七子八珍の『堂々九品』にも選出されています。 全長は35センチ程度まで大きくなり、薄い朱色で背中側に不明瞭な5?6本の黒い帯状の斑点があります。 近縁に大変よく似たトゴットメバルがいますが、コチラは、背中側に明瞭で、 丸みの帯びた5?6本の黒い帯状の斑点があることと、ウスメメバルほど大きくならないことで判別しています。 北海道南部から朝鮮半島の沿岸域、水深50?150メートルの岩礁域に生息しています。 卵胎生で、3?6月頃に小魚(赤ちゃん)を産みます。旬は春と秋の2回だと言われています。 青森では350グラム前後の大型が好まれ、関東では150グラム前後の中・小型が好まれます。 以前は、大衆魚(たいしゅうぎょ)として安価でしたが、近年では需要が高まり、高値で安定しています。 白身で味は淡白ですが、ぷりっぷりっとした身のしまり、脂のノリ方も上品で大変美味です。 食し方ですが、刺身・塩焼・煮付け・唐揚げなどに良く合いますが、特にお勧めは煮付けと刺身です。 刺身は、噛み締めるほど甘味が出てきて、白身なのに適度な脂がたまらないですし、 煮付けは、箸でつかむと身離れも良く、とっても素敵なお味です。 近年では、寿司ダネにも使用するお店もありますし、まだ食べた事が無い方はぜひ一度お試しください。 カサゴ目フサカサゴ科メバル属、メバルのトピックスはコチラ