【本日の10時セリ!!(カナガシラ)】
こんにちは。 本日は、カサゴ目ホウボウ科のカナガシラをご紹介します。全国的な旬は丁度今ごろだとは思いますが、 青森では、来月?4月頃に水揚げ量が増えます。 青森では、専ら『キント』と呼ばれております。(写真はまだ、20センチ弱ですが、30センチ以上になります。) 眼から先の部分が突出しており、大きな胸ビレの下にヒレがあり、1つに対して、 3本ずつ細い足のようなモノがあります。 この足のようなモノで砂の中に潜んでいるエサを探していると言われております。 カナガシラの名前の由来は頭が大きく、金槌のように見えることから、カナガシラになったという説があります。 食し方ですが、白身でほどよい弾力のあるカナガシラは、天ぷら・一夜干し等にすると美味しいです。 ヨーロッパでは、ブイヤベースの材料として、ホウボウ同様に欠かせない食材だそうです。 個人的なお勧めは、煮付けと刺身です。 サバの味噌煮のような味付けで煮込むと最高に美味しいです。 作り方はウロコを取って内臓を取り出さずに、グリルで皮が焼ける程度火をとおし、 味噌・生姜・日本酒(お好みでみりんと砂糖)の煮汁に、ネギや豆腐と煮込むと大変美味です。 (内臓をそのままにして火をとおすことで、強いコクが生まれます。) お刺身は、昨年初チャレンジして感動を覚えるほど美味しかったので、お勧めですが、 ウロコが大変小さいのに多い為、念入りにウロコを落とすことをお勧めします。 カナガシラのおろし方と刺身の切り方はコチラ