【本日の10時セリ(スズキ)】
本日は、スズキ目スズキ科スズキ属のスズキをご紹介します。 写真上のスズキは、全長79センチ、体重3.1キロです。 写真下のスズキは、全長39センチ、体重800グラムです。 以前掲載したとおり、スズキは出世魚です。 一般的には、 セイゴ(1年魚、25センチほど)→フッコ(2年魚、35センチほど)→スズキ(3年魚以上、60センチ以上) ということで、写真上は勿論スズキであり、写真下はフッコというカテゴリーになります。 (納品された時は、写真下は『ハネコ』と記載してありました。) しかし、地域によって様々な呼び名があります。 コッパ(幼魚、10センチほど)→ハクラ(15センチ以下)→チョウハン(2年魚)→ハネもしくはマタカ(2?3年魚)と言ったりもします。 また、老成魚はニュウドウ(入道)、オオタロウ(大太郎)。産卵期にはハラブト(腹太)とも呼ばれています。 ちなみに、スズキのことを『シーバス』と言ったりしますが、この愛称は日本独自のモノだそうです。 英名はJapanese seaperchかJapanese temperate bassと言います。 日本人がよく行く観光地(ハワイ・グアム・サイパン)では、シーバスと言っても通じたりします。 う?む。恐るべし和製英語・・・ですね。 食し方ですが、刺身、蒸し焼き、塩焼、ムニエル、ポワレ、パイなどの洋食も合います。 薄造りにすると、身は透明で弾力と滑らかさがあり、タイやフグに似た食感です。 最後に一句!! もし君が 営業マンならば ややこしい (詠み人 『おお、スズキ君久しぶり』「今はニュウドウと申します。」) 明日は弊社お休みです。お間違いのないように・・・。