【ワカサギとそっくり(チカ)】

おはようございます。 本日は、サケ目キュウリウオ科ワカサギ属のチカをご紹介します。 写真は、19センチとチカの中でも大きいサイズです。(北海道 根室産) チカ・ワカサギ・キュウリウオは、サイズが小さくなるほど、区別が難しい魚です。 まぁ、同じサケ目キュウリウオ科の魚ですからね。(ムリもないですね。) 見分け方として、チカは背ビレの開始位置と腹ビレの開始位置を見比べると平行ではなく、 腹ビレのほうがやや下がった位置から開始していますが、 ワカサギは真逆で背ビレの開始位置が腹ビレより後方になっていることで区別がつきますが、 幼魚の場合はほとんど区別できません。 地域名は他の魚とは違い種類が少なく『ツカ』や『ヒメアジ』、『ワカサギ』とも呼ばれているそうです。 生息地は東北・北海道の沿岸域に多く分布し、小型甲殻類や動物プランクトンを食べています。 旬は冬から春にかけてだと言われおり、北海道での産卵期は3月下旬?5月上旬だと言われています。 産卵は河口近くの沿岸、浅瀬で行われるそうです。 クセの無い白身で、味はワカサギに若干劣るという意見が多いようです。 食し方は、塩焼・天ぷら・フライ・佃煮などに大変よく合います。 最後に一句!! チカチカと 光っているのは トナカイか (詠み人 『いいえ、トナカイの鼻はピカピカです。』さん)