【本日の10時セリ!!(アイナメ)】

おはようございます。 本日は、カサゴ目アイナメ亜目アイナメ科アイナメ属のアイナメをご紹介します。 アイナメは日本の冬を代表する魚であると言われています。 北海道から九州まで広く分布し、釣り人には、冬の岩礁の魚として人気があります。 関西や東北では『アブラメ』北海道では『アブラコ』と呼ばれています。 オスは秋?冬の産卵期になると写真上部のように黄色になります。(キレイですよね。) この色は緯度が高くなればなるほど鮮明であるようです。(優しい上司がペンキで塗った訳ではありません。) このように黄色になったオスは、風通しならぬ潮通しのよい、浅い岩礁域に縄張りを作り、 そこでメスが来るのを待ちます。(お嫁さんを貰うために新居を建てるわけです。) メスが新居に入り産卵したら、オスが卵を保護します。(アイナメは一夫多妻制だそうです。) 複数のメスに産卵させるプレイボーイなオスですが、その卵はメスそれぞれによって色合いが異なるそうで、 卵を保護しているオスが何匹のメスに卵を産ませたのかが、一目瞭然だそうです。 アイナメは浮き袋がない魚で、泳がないと海底に沈みっぱなしです。(着底生活と言ったりします。) その姿から動かないグウタラな魚としても有名です。(稚魚の間は活発に泳ぎまわるそうです。) 食し方ですが、刺身・塩焼・煮付け・照焼き・唐揚げ・味噌漬・開き干し・粕漬け・みりん漬けetc 何にでも合う魚です。1年を通じて味の変化が少ない魚です。(いつでも美味しいという意味です。) 最後に一句!! 年末に 要りモノ多く 顔青い (詠み人「アイナメみたいに黄色くなればまだいいのかな?」さん)