【本日の10時セリ!!(クロダイ)】
こんにちは。 本日は、スズキ目タイ科クロダイ属のクロダイをご紹介します。(別名『チヌ』で有名です。) 以前紹介した、チヌ・グレ事件はコチラ 北海道以南、琉球列島を除く日本沿岸の浅瀬全域に生息しているようです。 このクロダイは生息地によって、体色がかなり異なります。黒・銀・青・緑がかっているクロダイなどもいます。 流通する魚と言うよりは、釣り人が好む釣り魚であると言えます。 以前もご紹介しましたが、クロダイは性転換(性分化とも言います)する魚として有名です。 クロダイは雄性先熟型雌雄同体と呼ばれており、卵巣と精巣の両方がある両性生殖腺を持っています。 はじめはオスとして精巣が発達し、その後に精巣が段々と萎縮して卵巣が発達します。 大抵は、2年でオスとして成熟し生殖活動に参加します。 3年で雌雄同体となり、メスになったクロダイは生殖活動に参加しますが、3年魚で両性のモノもいます。 4年魚で雌雄どちらかに別れ、5年魚以上になると圧倒的にメスが多くなります。 食し方ですが刺身・ムニエル・塩焼・煮込み・炊き込みご飯などでお召し上がりください。 ただし、肉質はやや水っぽく、磯の香りがします。この磯臭さを好むか好まないかで評価がかなり分かれます。 最後に一句!! パスポート 一年毎に 作製し (詠み人 「性別変わるからネ?。両性の時はどんな表示なんでしょう?」さん)