【魚なのに・・・クチバシ??(イシガキダイ)】

こんにちは。 本日は、スズキ目イシダイ科イシダイ属のイシガキダイをご紹介します。 イシダイと同じ科に属しています。 先日ご紹介したイシダイはコチラ この黒いハンテン状のモノが成長するに従って薄れていき、口の周りが真っ白になることから、 別名『クチジロ』とも呼ばれています。(全長が30センチ前後から口が白くなるらしいです。) 釣り人の中には、イシガキダイと別名の『クチジロ』を別の魚であると思っている人も多いようです。 イシダイと比べると口がもっと尖っていて、体高があります。 イシダイよりも脂がのっていて美味しいとされていますが、漁獲量が少ないため、流通が少なく高級魚です。 分かり難い写真で大変恐縮ですが、 このイシガキダイの口は、鳥(オウム系統ですね)のクチバシのようになっています。 この口は、歯とアゴが一体になった接合歯と呼ばれるモノで、噛む力はかなり強力だそうです。 サザエでもウニでもバリバリと噛み割ってしまうので、もし釣り上げたとしてもかなり危ないので、注意してください。 <イシガキダイを紹介しているのに、イシダイの余談> 唐突ですが、イシダイのシマシマの向きは横縞と言うのが正しいそうです。 何故かと申しますと、魚類学では魚の頭を上にして縦か横かを決めるそうなので、 イシダイのシマシマは縦縞ではなく、横縞だそうです。 という事は、魚類学に当てはめるとシマウマも横縞ということになりますね。 もっとも、魚ではありませんので、当てはまりませんが・・・。 横断歩道は・・・、どこが頭だかわかりませんね。 最後に一句!! 奢ってよ 君はなんとも 邪まな (詠み人 『ダジャレ大王』さん)