【そういえば、あんまり食べられないな?(アカカマス)】
おはようございます。 本日は、スズキ目カマス科カマス属のアカカマスをご紹介します。 写真のアカカマスで全長27センチ・重量300グラムほどですが、大きいものでは40センチ程になるそうです。 成長するのが早く、1年で25センチ程度、2年で30センチにもなるそうです。う?ん、成長期ですね。 (1年で25センチも大きくなるのに、もう1年経つと5センチしか成長しないんですね。) これから(9?11月)旬です。カマスの中では最も味が良いとされ、『本カマス』と呼ばれることもあります。 食し方ですが、鮮度が良ければ刺身・肉は白身で淡白ですから塩焼も合います。 すり身にしてお椀のタネ・フリッターやムニエルとしても好まれています。 水っぽい肉質なので、一夜干して身が締まってから焼いて食べると旨みが増し大変美味しいそうです。 近年、お刺身で食べる文化が各地域で根付いたことから、お値段はウナギ↑です。 日本(特に東北では・・・。)では、カマスが凶暴な魚であるという認識が薄いですが、 熱帯域や南日本太平洋岸・琉球列島等に生息する、同じカマス属にオニカマスというモノがいます。 この名前からして凶暴そうなオニカマスは、全長2メートルほどになり、人の気配を感じても逃げる事が少なく、 人を襲ったりするそうです。地域によってはサメより恐れられています。(かなり、鋭い歯を持っています。) カマスの由来は、叺(かます)と呼ばれるムシロで作った大型の袋を指していると言われています。 この袋は石炭や穀物を入れる為、袋の口が大変大きかったそうです。 その叺の口と魚のカマスの口が同様に大きいことから、この名が付いたという説が有力です。 最後に一句!! 首相になる あなた随分 カマスわね (詠み人 「ダジャレから抜け出せません!」さん)