【本日の10時セリ!!(ボラ)】

こんにちは。 本日は、スズキ目ボラ科ボラ属のボラをご紹介します。 何度かご紹介してきたボラですが、写真・・・ピンボケです。 ボラの特徴ですが、脂瞼『しけん』という透明な脂肪の膜で目が覆われていること、出世魚であること、 胸ビレに濃い青色班があること、唇が薄いこと、体側にウロコに沿った多数の暗色縦線が入ることが特徴です。 全長は、1メートルを超えるモノもいるそうです。(写真は50センチです。) 旬は秋冬に掛けてですが、皆さんがご存知のカラスミ用のボラは今ごろの時期に漁獲されることが多いそうです。 ボラは有機物を大量に含んだ泥を主食にしているため、汽水域や淡水にまでその泥を求めて入っていきます。 魚雷型のボラは、高速で泳ぐ遊泳魚です。脂瞼『しけん』は水中での抵抗を少なくするためと、 高速で泳いでいる時に目を保護する為に進化したと言われています。 ボラの出世名はハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと呼ばれます。 トドが最終段階の呼び名であるため、そこから、「トドのつまりという」言葉が出来たそうです。 ちなみに、カラスミの語源は、中国の唐時代に使われていた墨に似ているため、 唐墨(からすみ)と呼ばれるようになったという説が有力です。 食し方ですが、刺身や洗い、フライや塩焼が合うそうです。 ただし、汽水域や淡水で生活しているモノは特有の臭いを発するため、海域で漁獲されたモノをお勧めします。 最後に一句!! 早いとこ 優しい上司 出世して (詠み人 「お店の予約は任せてください。支払いは・・・」さん)