【今が旬!サンマのお刺身!!】
こんばんは。 ひと昔前なら考えられなかったことですが、現在は流通が発達し、 全国各地で漁獲された魚を翌日には食べることができます。 青森にお住まいの方々は、他県と比較すると鮮度の良い魚介類を食べています。 (青森や北海道で漁獲されたモノがすぐ食べられる訳ですからね?。) そこで、本日は旬のサンマをお刺身にしました。 (協力 魚をカッターでもおろせる、サンマ担当Y氏) [写真左]北海道産 ダツ目サンマ科サンマ属のサンマ [写真右]ウロコを取ります。 [写真左]尾ビレと小離鰭を取ります。 [写真右]仰向けにしてお腹から包丁を入れます。 [写真左]頭のギリギリまで包丁を入れます。 [写真右]こんな形になります。 [写真左]頭を持って背骨側に折ります。 [写真右]内臓も皮もイッペンに取れます。 [写真左]三枚おろしにします。このやり方だと→ [写真右]見栄えは悪いですが、腹骨も残りません! [写真左]骨を抜く時は、頭の方向に抜いてください。 [写真右]骨抜きが面倒な方は、細かく包丁を入れても 良いです。(ただし、食感は悪くなります。) 好きな大きさに切り分けて、お刺身の完成です。 (注意)本当に美味しいサンマのお刺身ですが、気をつけなければならない事があります。 それは、アニサキスという寄生虫を食べない事です。アニサキスはサンマ、サバ、タラ、イカなどに寄生する虫で、人間の体内に入ると胃や腸などの消化器官を傷つけ非常に痛みが強い症状を起こします。 アニサキスは、マイナス20度以下で冷凍するか、60度以上に加熱しないと死にません。 皆さんがよく勘違いしていますが、酢締めは鮮度を保持するためであり、酢で締めてもアニサキスは死にません。 キレイなバラにはトゲがあるように、美味しいモノには・・・と言ったところでしょうか? 美味しいサンマを食べる為のリスクである。と考えて頂ければ幸いです。(本当に美味しいんですけどね。)