【本日の10時セリで幻の魚・・・(クエ)】

おはようございます。 本日10時3分頃に弊社社長から、「カメラを持って、早く下(売り場)に降りて来い!」という電話が入りました。 優しい上司とダッシュで売り場に行くと、スズキ目スズキ亜目ハタ科マハタ属のクエがいるではないですか! 全長61センチ、重量3.3キロとクエの中ではかなり小さい方ですが、 間違い無くクエが青森の陸奥湾で水揚げされました。 クエは関東では『もろこ』関西では『クエ』、九州では『あら』と呼ばれています。 標準和名がクエとなっていますが、それぞれの地域でそれぞれの名前がついているようです。 全長は130センチ、100キロほどになる魚で、 昔の文献での最高記録は、250センチ240キロだそうです。(美味しいのでしょうか?) 南日本から東?南シナ海に分布し、水深200メートルより浅い沿岸岩礁に生息しています。 つまり、青森で漁獲されること事態が不思議と言いますか、幻です。 海水温度が上がっているとはいえ・・・、クエまで漁獲されるとは驚きです。 ハタ類の中で最も美味しいとされている魚で、高級魚のひとつとしても挙げられます。 秋から冬に掛けてが旬といわれており、全くクセのない白身で弾力があり、脂がのっていて刺身や鍋、 すしネタに合います。脂が苦手な方は炙って食すとよろしいかと、思われます。 青森では、まずお目にかかれない魚ですが、お財布に余裕がある方は、ぜひ1度お試しください。 (私は大好物です。ご馳走して頂ける方をお待ちしています。) 最後に一句!! また負けた こりゃまだまだ クエません (詠み人 「ギャンブルで勝って食おうとしないのよ」さん)