【本日の10時セリ!!(マルソウダ)】
おはようございます。 本日は、スズキ目サバ科ソウダガツオ属のマルソウダをご紹介します。 ソウダガツオ属は、今日ご紹介するマルソウダとヒラソウダの2種類だけが含まれます。 双方とも特徴的なのは、第1背ビレと第2背ビレとの間隔がかなり離れていること、 ショウリキ(山切りカットみたいなヤツです。)が7?8個あることで、他のサバ科との区別が容易にできます。 ヒラソウダとの見分け方ですが、マルソウダは体高が低く、 名前のとおり体がやや丸々としています。大きいモノで50センチを超えます。 2種類に分けられてはいるものの流通上は、ヒラソウダもマルソウダも 『ソウダガツオ』と区別されず売られていることが多いです。 ソウダの由来ですが、語源に定説はなく、暑くなると群れになって内湾にも入ってきて海面すれすれの小魚をあさり、『集まって騒ぐ』から「騒多鰹」(ソウダガツオ)になったのではないか?と言われています。 この魚種は、ヒスタミン中毒を起こしやすいので、 新鮮であっても生食はさけ、塩焼、角煮、西京焼きなどでお召し上がりください。 ソウダ節は鰹節よりも、コクのあるダシがとれることが有名で、麺つゆなどに多く使用されています。 本日のように暑い日は、そうめんにソウダ節の麺つゆをつけて食べたいモノですね。 最後に1句!! 眉毛ない あなた相当 ワルソウダ (詠み人 「ダジャレ好き」さん)