【水揚げ好調のカレイを使って…。】

こんにちは。トピックス会員1号です。

今年はカレイ類の水揚げが好調です。

2月から3月後半に好調だったババガレイは、最近めっきり減ってきてしまいましたが、例年ならもう終漁に近い

マガレイ、マコガレイが、日本海から海峡、そして湾内にかけて、まずまずの水揚げをみせております。

この時季、身質が悪くなってくるのですが、今年はまだまだ身の締まりも良く、4月いっぱいは楽しめそうですヨ!海水温が低いんですねぇ?…多分。

今日はそんなカレイを使った調理方法の提案です。湯煮という調理方法をご存知でしょうか?

先日、NHKの朝の番組でも、水産庁のウエカツさんがアピールしていましたネ。

湯煮という調理方法、実に簡単に、魚を美味しく食べれます。

理屈は…魚の表面に塩を振ることで魚の臭みを吸収し、サケの有機酸で吸い出した臭みを分解する。

茹でることで分解した臭みを洗い流し、表面のタンパク質を凝固させて「旨味」を閉じ込めるという

理に叶った調理方法ですね。

仕事柄、魚の調理方法を教える機会が多いのですが、焼くと部屋の臭いが残るし、グリルの掃除が大変!

煮るのは、そもそも煮方が分からないという若い主婦の皆さんからのご意見を頂くことが多々あります。

そんなアナタにピッタリな調理方法が、「湯煮」です!

じゅあ早速調理しましょう。

まずはカレイの下処理から。弊社のHPをよくご覧になっておられる方ならご存知ですよね。

えっ!?忘れた?しょうがないな?。

?金属タワシでカレイの両面のウロコ、ヒレ部分のヌメリを丁寧に擦り取ります。ゴシゴシ、ゴシゴシ…。

?水洗いし、胸ビレの後ろから頭を切り落とします。ちょこっと出てきた内臓を包丁で押さえつけるように

  しながらカレイを引けば、ハイ!内臓がキレイに取れました。中骨の血合いをスプーン等でこそげ取ります。

?3?5cm幅くらいの切り身にし、30cm上から、両面に塩をパラパラ振って15分。

下処理を終え、カレイから「素材」になった、左がマコガレイ、右がマガレイです。これを湯煮していきますよ?。

※明日、弊社休場日となります。