【けっぱれ!聖愛!!】

こんにちは。本日は、トピックス会員2号のつぶやきです。

弘前学院聖愛高等学校の躍進!甲子園の熱い戦いが続いております。

昨日の聖愛VS沖縄尚学戦は、手に汗握る戦いでした。

沖縄は年間を通じて屋外練習を行える気候ですが、聖愛は12月から3月いっぱいまで雪に閉ざされる

典型的な津軽地方の気候です。

そんなハンディを乗り越えて、沖縄尚学に勝利した聖愛にウルッと来るし、勝利インタビューでは、

“え振りこかず”に、津軽弁で堂々と受け答えしている姿には、聖愛の面々の青森、津軽に対する愛情を

感じるし、それを聞いている私たちも、郷土の「誇り」を感じてしまいます。

創部が2001年、ついこの前までは女子高だった聖愛がここまで来れたのは、創部当時から指揮を

されている原田監督の情熱の賜物ではないでしょうか。

県大会では、甲子園常連組第一シードの青森山田、一昨年の夏から3季連続甲子園準優勝の強豪

八戸光星学院の2強を撃破しての初出場です。

青森山田もそうですが、昨年の光星学院のレギュラーは、ほぼ大阪出身が占めておりました。

しかし、聖愛は県外から特待生を取らず、40人の部員は全て青森県内の出身だそうです。

それも、2007年に結成された、弘前聖愛リトルシニアの卒業生がほとんどです。

今年の県大会決勝には、常連の青森山田も光星学院もおらず、29年ぶりの弘前同士の対決。

決勝の相手、弘前高校にも聖愛リトルの卒業生が数名いたそうですから、中高一貫の指導が

実を結んだのではないでしょうか。

三沢高校以来の青森県人の「想い」、初戦の玉野光南戦後の一戸主将のインタビュー、

「僕たち青森県人だけで一勝できた。新たな歴史をつくれたと思う」との言葉に凝縮されています。

そして、原田監督の『青森県人が甲子園で勝てることを証明したかった』…胸が熱くなりました。

純粋に、青森県人で構成されている聖愛を青森県人として応援しようじゃありませんか!

青森県内には、2つのメジャーな新聞があります。

津軽を基盤とした「東奥日報」と、南部を基盤とした「デーリー東北」。

2つの新聞の取り上げ方に、津軽と南部の長い闘いが表れておりました。

8月11日、初戦の勝利では、東奥日報はウエブで速報+号外、デーリーは速報のみでした。

光星や工大一が出場して勝っていたら、デーリーは絶対号外を出すであろうに…。

津軽だ南部だと細かいことを言わずに、聖愛、応援しようじゃありませんか!!

やっと青森県民が、心から応援できる代表が出場しているんですから。