【成長で模様が変わります。（イシガキダイ）】

こんにちは。

本日は、スズキ目イシダイ科イシダイ属のイシガキダイをご紹介します。

写真は青森県むつ湾産で、全長約２０ｃｍの大きさのモノでした。

本州中部以南、南シナ海などの沿岸に生息しています。

イシガキダイは、この体の黒い斑点のような模様が全身に表れているところです。

この模様は成長とともに斑点が細かくなっていき、しだいに薄くなっていきます。

それとともに口の周りが白くなることから、「クチジロ」という別名があります。

昨日紹介したお仲間のイシダイ科の「イシダイ」は逆に、体の縞模様が薄れるとともに、

口が黒くなることから「クチグロ」という別名で呼ばれています。

姿かたちが似ているこの２種、近年は混血のものも生息しているそうで、

シマシマと斑点模様とがブレンドされた模様になっているそうなのです。

イシガキダイはイシダイよりも脂がのっており、味の評価が高いです。

食し方は、洗いや薄作り、寿司ネタなどでお試し下さい。