【墨だらけです。(コウイカ)】
こんにちは。
本日は、コウイカ目コウイカ科のコウイカをご紹介します。
写真は青森県むつ湾産のもので、外套(胴の長さ)が10cm程の大きさでしたが、
大きいものは、17センチほどになるそうです。
青森では『スミイカ』とも呼ばれていて、そう呼ばれるだけあって、大量の墨を吐き出します。
キレイに写真を撮りたいと思っても、いつもこんな風に墨だらけの写真になってしまいます。
一番の特徴は、「コウイカ」という名前の由来とも言われている、
背面に平たい石灰質の骨のようなものを持っています。
小鳥を飼っている方は、笹かまぼこ位の大きさのカルシウムを与えたことがあると思います。
あれがコウイカの甲なのです。
その他の特徴は、背面に虎班(とらふ)と呼ばれる、トラ柄のような横縞があります。
肉質は厚く程よく締まっていて、甘味があります。
刺身・天ぷら・焼き物・煮物などにすると、とても美味しいです。