【ペンキで塗ったような。(アイナメ)】
こんにちは。
本日は、カサゴ目アイナメ亜目アイナメ科のアイナメをご紹介します。
青森ではアイナメよりも「アブラメ」の呼び名でとおっています。
写真のアイナメは青森県陸奥湾産で、繁殖期を迎えて体色が黄色になったオスです。
以前紹介した事のあるアイナメよりも黄色が濃く、まるでペンキで塗ったような黄色でした。
(もちろんペンキを塗っているわけではありません。)
体色が黄色くなったオスは、浅い海藻などの生えたきれいな岩礁域に縄張りを持ちます。
メスが縄張りにやってきて産卵したら、オスはふ化するまで卵を見守るのです。
“アイナメのオスって立派!”と思ったのですが、次々とメスを縄張りに誘い込んで産卵させる
浮気者でもあるのです。
メスによって卵の色が違うため、誘い込んだメスの数が分かります。
アブラメとも言われるだけあって、白身で脂がのっていますので、新鮮なものはお刺身に。
煮付け、焼物、唐揚げなども美味しいです。