【幻のエビです!!(ブドウエビ)】

こんにちは。本日は、十脚目タラバエビ科のブドウエビをご紹介します。

写真のブドウエビは青森県八戸産のもので、入社30年(くらい?)・鮮魚一筋のN氏が

市場で初めて見たということで、写真を撮っていてくれました。

昔は青森県の八戸や、北海道の羅臼では特に珍しいものでもなく、普通に獲れていたそうです。

現在、漁獲量はごくわずかとなり、幻のエビと言われるようになりました。

山陰?北陸の日本海と、三陸?北海道噴火湾付近の太平洋側に生息していますが、

主に北海道道東方面で獲れています。

特徴や味はボタンエビと似ているのですが、ブドウエビと呼ばれるように、ブドウのような紫がかった色をしています。

比較のため、ブドウエビ(写真左)とボタンエビ(写真右)を並べてみました。

価格も高価で、この日の卸値はボタンエビの2倍程の価格がついていたそうです。

もっと鮮やかな紫色のブドウエビならば、3倍もの値段になったりします。

(ボタンエビだって十分お高いのですが…。)

身がプリプリで、ボタンエビよりも更に甘みがあるそうですから、やはりお刺身で食してみたいです。

鮮魚担当N氏は、以前食したことがあるそうですが、かなり酔っていた時だったため、

味わって食べなかったそうです。勿体無いですね。