【『幻の魚』と呼ばれるほど珍しい!!(サケ)(鮭児)】
こんにちは。 本日は、サケ目サケ科サケ属のサケをご紹介します。 一般的にサケは「シロサケ」と呼ばれていますが、本日紹介するサケは 『鮭児(ケイジ)』と呼ばれている、一万匹に1、2匹という割合しか獲れないという、 かなり珍しいサケで、お値段もびっくるするような高価なものです。 写真のモノは北海道標津産で、銀色の体と、ピンク色の尾ビレが特徴です。 サケは普通、産まれた川から海に出て3?5年程過ごした後、産まれた川に戻ってきます。 鮭児はロシアのアムール川で産まれたサケが、日本へ回帰していく、日本の川で産まれた 鮭の群れに紛れて漁獲されたものだそうです。 卵巣や精巣が成熟していない若いサケで、胃袋の下にある幽門垂の数が 200?220個程あれば、鮭児であるとみなされるそうです。 (本日の鮭児には、鮭児であるという証明書が添えられていました。) 脂肪が20?30%とかなり多く、全身に脂がのっているとのことですので、 やはり脂がトロリと口の中でとろける刺身が美味しいそうです。 (食べた事が無いため、?そうです、としか言えません!) しかし、サケ類はアニサキスという寄生虫がいる可能性があるので、 一旦冷凍したものを半解凍で食べる“ルイベ”がよいかと思います。