【珍しい!色鮮やか!!(オニオコゼ)】 2009年5月29日 最終更新日時 : 2023年6月21日 WebMaster こんにちは。 本日は、カサゴ目オニオコゼ科オニオコゼをご紹介します。 写真のオニオコゼは、青森県深浦で水揚げされたもので、 一尾だけオレンジ色のオニオコゼが混ざっていました。 オニオコゼは地方名で、『アカオコゼ』とも呼ばれており、 詳しくはわかっていませんが、深い場所や岩場に隠れて棲んでいるものに、 赤い色や鮮やかな色のオコゼがいたりするそうです。 鮮魚担当N氏も、「こんな綺麗な色のオコゼは初めて見た!!」と驚き、 すかさず、カメラで撮影したそうです。 年配の市場関係者も珍しかったらしく、 「おっ、アカオコゼだ!これ、ケばメどう?(食べると美味いぞ?)」とのコメントでした。 言い伝えで、山の神が女性で醜かったため、オコゼを供えられた際、 自分より醜いものがいると喜んで、ご利益を授けたという話もあります。 オニオコゼは、お値段お高めですが、 淡白で身がしまっていて美味しいです。 刺身や鍋もおいしいですが、唐揚げがお勧めです! オニオコゼの背鰭には、強い毒があるので、 注意が必要です。 弊社太公望N氏は以前、誤って手に刺してしまい、 救急病院に行った事があるそうです。 どれくらい痛いのか聞いてみたところ 「痛いを通り越して、わけわかんなくなるぞ。 痺れてアブラ汗でた!」 もしも背鰭が刺さった時は、 病院で診てもらったほうが良いかと思います。