【本日は、雑談です。】

おはようございます。

本日の雑談テーマは『ドキドキ違い』です。

今から、6年程前に妻が応募した懸賞が当たり、私達二人で演芸を見に行った時のことです。

約8組の芸人さんや落語家、マジシャンが出演していました。

私達のお目当ての芸人さんは、芸歴が長いのにも関わらず、トップバッターでして、

私は初っ端から凄まじいテンションになりました。

お目当ての芸人さんが舞台を降りた後も、ベテランの芸人さんばかりだったので、

飽きることなく午前の部を見終わりました。

別会場に観覧客全員分の昼食が用意されていて、ゆっくりと昼食を食べながら、

妻と「あの芸人さんはやっぱり面白いね」などと他愛のない話をしていました。

そうこうしているウチに、演芸会場から『間も無く、午後の部がスタートしま?す。』

というアナウンスが聞こえてきました。

この時の演芸会場の観覧客の99%はお年を召した方々であり、

見回すと私達が1番の若手であることが、すぐにわかりました。

私達でも、まだ食事を済ませていないのに、

お年を召した方々が食事を済ませることなどできるハズがありません。

しかしながら、『間も無く』の言葉のとおり・・会場から軽快な音楽が流れ出し、

マジックショーが既に始まっていました。

一同食べるのを止めて、ワレ先にと演芸会場の席に猛ダッシュで戻りました。

お客さんがマバラなのにも関わらず、マジシャンの方々は次々にマジックを披露していました。

息を整えながら、マジックに目をやった私達・・・といいますか、

会場中が「えっ??」という雰囲気に包まれました。

次々に出てくるマジシャンの方が、次々に繰り出すマジックのタネが8割方見えてしまっているのです。

マギー一族がやるような、失敗やタネバラしをネタにするようなマジックでは無く、

真剣にマジックを披露しているのですが・・・『まるみえ』なんです。

この時ほど、リアクションをどう取ったらいいのか、迷ったことはありませんでした。

とりあえず、1つのマジックが終了するたびに会場中で拍手をしていましたが、

それは、マジックの驚きに対する拍手ではなく、『ガンバレ、ガンバレ』の拍手でした。

あんなに応援して観覧したマジックショーは初めてでした。(すごく、疲れました。)

確かに、マジックゆえ、『ドキドキ』しながらは・・・マジックが見れましたけれどもね・・・。

(今ごろは皆さん、マジックが上手になっていると思います。)