【本日の10時セリ!!(アオザメ)】
おはようございます。
本日は、ネズミザメ目ネズミザメ科アオザメ属のアオザメをご紹介します。
アオザメと他のネズミザメ科魚類との区別は、背面が濃い青色をしているかどうかということです。
世界中の亜熱帯から熱帯の沿岸域および外洋に生息し、ヘミングウェイの『老人と海』にも登場しています。
ゲームフィッシュやトローリングで人気のある大衆魚であり、全長は4メートル程にまで成長するそうです。
(写真は、1.7メートル 20キロありました。)
サメ類の中で、もっとも高速で遊泳すると言われ、カツオやマグロなどの回遊魚を主食としています。
泳ぐスピードは、時速7・80キロで泳ぐと言われています。(追いかけられたら、逃げ切れないですね。)
このスピードで泳ぐ為にアオザメは、奇網という毛細静脈と毛細動脈が緻密に入り組んだ熱交換システムを筋肉の近くに備えていて、体温を周囲の海水温よりも高く保つことができるのだそうです。
人間は、寒い時に急激に体を動かそうとすると、身体を痛めてしまいますよね。
しかし、アオザメは常時筋肉が動きやすい体温を保てるシステムを体の中に備えているということらしいのです。
このようなシステムは高速回遊を行うマグロ類やカジキ類などにも見られます。また海中から空中に高速で飛び出すことにより、高くジャンプすることが出来ます。
肉質は良く、アメリカではアオザメのステーキがよく好まれていますが、
残念ながら、青森ではあまり馴染みのない魚です。
この種類のサメのフカヒレは最高級品と言われています。
明日は弊社お休みです。お間違いのないように・・・。
最後に一句!!
お会計 ニッコリ顔が 青ざめる (詠み人 「びっくりする時あるよね」さん)