【本日の10時セリ!!(ヒガンフグ)】
おはようございます。
本日は、フグ目フグ科ヒガンフグをご紹介します。
青森では、『アカメ』や『アカメフグ』と呼ばれています。
ちなみに、アカメフグという標準和名のフグが別種でいます。
アカメフグは全身が赤みがかっていて、ヒガンフグほど小さな黒褐色のハンテンが多くありません。
写真は全長20センチ程度です。成長すると30センチを超えるモノもいるそうですが、
どちらかというと、小型のフグだと思います。
かわいらしい顔をしていますが、卵巣と肝臓に猛毒をもち、皮膚と腸は強毒、精巣にも弱毒を持っています。
筋肉(いわゆる身です。)は無毒とされていますが、
漁獲される海域・地域では有毒な場合もあるので、注意が必要です。
フグの毒性は生息する場所によって大きく異なることがあるということなのです。
本日掲載しました、ヒガンフグの白子(精巣)を食して中毒になる人が後を絶たないそうです。
毒の強さは『猛毒』→『強毒』→『弱毒』→『無毒』の四段階で表されています。
皮膚が強毒ですから、素手で触ってもイケナイということになります。(ご注意ください。)
昨年、食してみましたが、トラフグのような素晴らしい歯ごたえと風味があります。(こりっこりです。)
お刺身でも、唐揚げでも大変美味です。
*フグを調理するためには、『ふぐ調理師免許』が必要です。
仮に釣り上げたとしても、免許を持っていない方は、調理はもとより食さないでくださいね。
最後の一句!!(申し訳ありません。初の使いまわしです。)
フグがいま 食べられるのは 先祖のお陰 (詠み人 「良い句だと思ったので、使い回してしまいました。」さん)
明日は、弊社お休みです。お間違いのないように・・・。