【本日は、春の訪れ!?(シロウオ)】
おはようございます。
本日は、スズキ目ハゼ科ハゼ亜目シロウオ属のシロウオをご紹介します。
写真は、佐賀県産のシロウオです。
以前紹介したのはこちら↓
本当に、シラウオと混同しがちですよね。(私も、何年経っても混同します。)
体は、細長く透明で、(死ぬと白くなります。)体に鱗がありません。
何かの幼魚と思われたりしますが、ハゼ科の成魚(大人)です。。
このように幼形のまま成熟して成魚になる現象は、幼形成熟(ネオテニー)と呼ばれています。
例)アホロートル(ウーパールーパー)やイソギンチャクなどetc
九州では2?3月が漁期で、北陸では3?5月が漁期になります。
特に、福岡県室見川のシロウオ漁は有名で、江戸時代から続く春の風物詩であるといわれております。
食し方は、踊り食い、椀物(筑紫地域では茹でると『つ・く・し』の文字の形に似るため吸い物種に大変喜ばれるそうです。)や卵とじなどでどうぞ。
幼少の頃、シロウオの踊り食いが苦手で「かわいそう?」などと言いながらもしっかり食べていたような気がします。
噛むと苦味が走るので、蕎麦を食べるかのごとく、飲んでいたのを良く覚えています。
最後に一句!!
時が過ぎ 大人になったの 体だけ (詠み人 「精神年齢はシロウオサイズ」さん)