【本日は雑談です。】
おはようございます。
本日は週末ですから、雑談です。
今から3?4年前、私の誕生日に『今日は誕生日だから、何か善いことがしたいな。どうせなら今までやったことが無いようなことを・・・。』と唐突に思い付き、休みなのにスーツを着て、都心へと向かいました。
(何故スーツを着たのかは、覚えておりません。)
ウロウロと善いことを探しながら歩いていましたら、「献血にご協力くださーい。血液が不足しておりまーす。」との呼びかけが聞こえてきました。普段は全く気にしなかったのに、その日は『献血か?、したことなかったもんな。誕生日一善だやってみよう。』と、献血を行っているビルへと自然に足が向いていました。
20代後半にもなって、献血をしたことが無かった私はドキドキしながら、献血ルームの扉を開き・・・・、驚嘆しました。
その部屋にいた人達はみなさん若く、おおよそ献血をしに集まっているようには見えませんでした。
しかも、飲み物はジュースやウーロン茶のソフトドリンク各種、食べ物は某チェーン店のドーナツやハンバーガーが並び、テレビも2台あり、その上プレイステーション2も常備されていて、ゲームに熱中している若者もおりました。
タバコの煙が無いだけの、溜まり場のような雰囲気でした。ここにいる若者は、多分献血をしようという意気込みよりも、お金を払わずにみんなと遊びたいという気持ちでここに集まっているような気がしました。
献血ルーム側も本来は、このようなサービスをしたいのではないのでしょうが、こうでもしないと血液が集まらないのだな?と考え込んでしまいました。
とにかく献血をしようと受付に向かい、初めてであることを告げると、「本日は、お急ぎですか?」と受付嬢に聞かれました。私は [お急ぎではない=血をいっぱい採られてしまう] と考え、「時間はあまりありません。この後会議なもので、」とウソをつきながらスーツを着て来たことを幸運に思いました。
採血台に寝かされ、体つきを見ただけで有無を言わさず400ml血を採られました。
(400mL献血と200mL献血は、血液中の全ての成分を献血する方法だそうです。)
他のベッドでは、ポータブルDVDを見ながら両腕に針を刺されている人達がいました。
『はは?ん、あの人達は時間あるって、いっちゃたんだな?。可哀想に』とそのときはバカなことを思っていました。
後でわかった事でしたが、(多分みなさんはご存知だと思いますけど。)時間があると答えると成分献血ができ、体への負担が少ないのだそうですね。
(成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法だそうです。)
私はその夜お酒を飲んだら、殊のほか酔っ払いました。
みなさんも、献血をするときは時間がある日を選び、成分献血をお勧めします。