【本日の10時セリ!!(ミネフジツボ)】

おはようございます。

本日はイワフジツボ科のミネフジツボをご紹介します。

皆さんがよく海岸の岩場などで目にするものと違い、サイズはかなり大きいです。

青森では昔から知られてはいたものの、別に珍重される食材ではなかったそうです。

昔はサザエのように海辺で焼いて売られていたそうです。

以前は、青森でしか食べられない商品でしたが、今は全国で食べられるようになり、

大人気となった現在は養殖物も出回っています。当然写真のような天然ものはお高いです。

 

食し方ですが、爪の部分を持ってゆっくりと引き抜きます。身は少ないのですが、オレンジ色でなんとも形容し難い味が楽しめます。(身を食べるというよりオツユを飲んで楽しむと言ったところだと思います。)

海水茹でか塩茹でをお勧めします。その方が磯の香りというかフジツボ独特の風味を楽しめます。

ちなみに、フジツボは貝類ではなく、甲殻類(エビやカ二の)の仲間です。

もうすぐ、旬が終りますので、青森においでの際には、ぜひフジツボをお試しください。

天然のフジツボが大きく育つには時間がかかるため、資源の枯渇を防ぐためにもぜひ青森に来て旬を味わって頂ければ幸いです。

最後に一句!!

フジツボの メスの名前か ミネフジコ (詠み人 「ダジャレ兼ルパン好き」さん)