【本日の10時セリ!!(フクラゲ)】
おはようございます。
本日は、スズキ目アジ科ブリ属のフクラゲ(ワカシ)をご紹介します。
この魚種は典型的な回遊魚のため、泳ぐのを止めると死んでしまいます。
このため、弊社の水槽にいるブリと同じ仲間のカンパチも元気に泳ぎ回っています。別の水槽にいるタイやヒラメはじっとしていても死に至ることはありません。こういう魚種を青森ではネザカナやネツキと言います。
それにしても、こんなかわいい魚が以前のトピックスのようなブリのサイズに3年程でなるのですから、不思議です。
以前のトピックスはこちら↓
以前のトピックスをご覧頂ければわかるように、この魚種は出世魚と呼ばれ成長ごとに名前が変わります。
(例)
もじゃこ→ワカシ→フクラゲ(イナダ)→ワラサ(ハマチ)→ブリ
なぜ、名前が変わるのかは成長段階によって味や脂、風味が変わるので、商品価値が変化する為ではないかと言われています。
その地域によって呼び名が違いますので、ご注意ください。なんでも、120種類以上の呼び名があるそうです。
(とても覚えられません。テストに出なくてヨカッタです。)
(余談)
成長によって、名前が変わるのを人間界に置き換えると大変だなと思いました。
例えば、「おおー、田中久しぶりだなー、高校卒業以来だなー。」と言うと、「今は、吉田だよ。その前は鈴木、その前の前は御手洗、その前の前の前は池田、その前の前の前の前が田中。」みたいな感じで、大変です。
表札も毎回変えなければいけないでしょうし、何より、病院で前の名前を呼ばれていたら反応しそうですよね。
最近はクダラナイことばかり良く思い付きます。(仕事に活かせないのが残念です。)